鎌倉彫の歴史
  源頼朝1192年鎌倉に幕府を開き、その後、北条氏が実権を
 握った鎌倉時代より、絵画・磁器・漆器など多くの品物が流入し、
 同時に臨済禅宗が入ってきて人々の信仰を集めました。
 鎌倉五山といわれる建長寺円覚寺寿福寺など多くの禅宗寺院が建立され、
 同時にそこで使われる前机・須弥壇・香合などの什器類も作られました。
 建長寺須弥壇(重文)、円覚寺の牡丹文前机などは特に有名です。
 これらを作ったのは、造仏のために奈良からやってきた慶派の仏師達
 いわれています。技術を持つ人たちが鎌倉にいて、宋文化に影響され、
 禅宋寺院で使われた多くのものを作ったのではと思われます。
 ー鎌倉彫資料館よりー


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